条件式は、デフォルトではStimulsoftレポートでは許可されていません。ただし、必要に応じて条件付き動作を強制する方法は2つあります。
IIF関数
まず、データディクショナリから挿入できる組み込みのIIF関数を使用できます。この関数は次の構文を使用します。
{IIF(条件、値1、値2}
これはConditionを評価し、Conditionがtrueを返す場合、式はValue1を返します。falseを返す場合は、Value2を返します。たとえば、次の式を入力した場合:
店舗数:{Store.Count> 0?Store.Count: “なし”}
計算後にStore.Countの値が10の場合、レポートに表示される結果は次のようになります。
店舗数:10
計算後にStore.Countの値が0の場合、レポートに表示される結果は次のようになります。
店舗数:なし
C#三項演算子
使用している場合のC#をレポート言語として、三項演算子を使用することも可能です。三項演算子の構文は次のとおりです。
{状態 ?値1:値2}
IIF関数と同じように、Conditionがtrueと評価された場合、式はValue1を返します。falseの場合、Value2を返します。