ドリルダウン パラメータ

Drill-Down リレーションを使用してインタラクティブなレポートを作成する場合、レポートジェネレーターでメインレポートから詳細レポートに渡すパラメータを指定することが可能です。たとえば、詳細レポートでデータのフィルタリングに使用するパラメータを渡すことができます。また、詳細レポートのパラメータに指定することで、詳細レポートのプロパティ(レポートエイリアス、レポートタイトル、レポート説明)を初期化することができます。カテゴリー名とそのカテゴリーに関連する商品の詳細を含む対話型レポートがあるとします。各詳細タブには、それが開かれているカテゴリ名を表示するようにしましょう。これを行うには、グループDrill-Down Parameterのプロパティの値を変更します。


Nameプロパティのフィールドにパラメータの名前を指定します。レポートプロパティを初期化するには、詳細パラメータの名前にその名前を指定する必要があります。この場合、ReportAliasを指定する必要があります。

Expressionプロパティのフィールドで、パラメータをレポートに渡すたびに評価される式を指定します。この場合、式Categories.CategoryNameを指定する必要があります。

これで、レンダリングされたレポートでは、詳細データのタブに、解釈されたカテゴリ名が表示されるようになりました。下図は、詳細のタブで構築されたレポートです。

上の図からわかるように、「Beverages(飲料)」「Confections(菓子)」「Grains/Cereals(穀物・雑穀)」「Produce(青果)」のカテゴリが詳細に表示されています。そして、これらのカテゴリの詳細の上にあるタブには、それぞれカテゴリの名称が表示されています。

パラメータの使用方法については、「レポートページを利用したドリルダウンレポート」と「外部レポートを利用したドリルダウンレポート」を参照してください。