式の中で関数を使う

組み込み関数

Stimulsoft Reportsには、使用できる多数の組み込み関数があります。これらの関数には、データディクショナリから直接、および式エディター内でアクセスできます。組み込み関数とその使用法の例は次のとおりです。

{Trim(MyString)}

また

{Trim(MyDataSource、MyDataColumn)}

いずれの場合も、トリム機能を使用すると、レポートに表示される結果から先頭と末尾のスペースが削除されます。

.NETFrameworkメソッド

組み込み関数に加えて、使用可能な.NetFrameworkメソッドを使用できます。文字列式の場合、次の例のいずれかを使用できます。

{MyString.Trim()} //先頭と末尾のスペースを削除します

{“Test” .ToUpper()} //値を大文字の “TEST”に変換します

{MyString.Length} //文字列の長さを返します-MyStringの値が “Test”の場合、メソッドは4を返します

数式の場合、次の例のいずれかを使用できます。

{Math.Round(MyValue、2)} //値を小数点以下2桁に丸めます

{Math.Sqrt(MyValue)} // MyValueの平方根を返します

{MyValue.ToString()+ “times”} //数値を文字列に変換し、単語 “times”を追加します-

                         // MyValueが5の場合、これは「5回」を返します

アクセスできるフレームワークメソッドの数に制限はありません。レポートで使用しているタイプの.NET内で使用できる場合は、制限なしで使用できます。