レポートレンダリング終了時の式処理

デフォルトでは、レポート・ジェネレーターは、テキスト内で見つかったすべての式を直ちに処理します。しかし、レポートのレンダリング後に式を処理する必要がある場合があります。たとえば、レポートのレンダリング中に、ある変数の計算が行われているとします。計算結果はレポートのレンダリング直後に判明し、計算結果はレポートの各ページに出力されることになっています。これを実現するには、テキストコンポーネントのProcess Atプロパティの値をtrueに設定します。

 重要レポートのレンダリングの最後にテキストコンポーネントのコンテンツが処理されると、レポートジェネレーターは、出力時のコンポーネントの真のサイズを定義できません。そのため、コンポーネントサイズの自動変更には失敗することがあります。