Stimulsoft Reports は自動的にシリーズを作成することができます。自動シリーズ・キー・データ・カラム、自動シリーズ・カラー・データ・カラム、自動シリーズ・タイトル・データ・カラムのプロパティを使います。系列を構築するために値を取得する列は、自動系列キー・データ・カラム・プロパティで選択されます。固有の値ごとに系列が作成されます。下の図は、オートシリーズのキーデータカラムのプロパティに「Employees.Title」を設定したチャートの例です。

上の図では4列になっています。1,2,4列目は値が1つで、3列目は値が6つあります。つまり、「タイトル」列の「従業員」データソースには9行が含まれており、6行には同一の値(レコード)があり、残りの3行には異なる値があるということになります。データソースの行の値(レコード)は、凡例のレンダリングチャートに表示され、また自動シリーズカラーデータ列プロパティは、色の範囲を指定するために使用され、各シリーズは独自の色を持ちます。このプロパティは補助的なものであり、シリーズの自動作成時に記入する必要はありません。また、補助的なプロパティである「オートシリーズタイトルデータ列」プロパティを使って、シリーズのタイトルを変更することが可能です。下の図は、オートシリーズ・キー・データカラム・プロパティを「Employees.Title」に、オートシリーズ・タイトル・データカラム・プロパティを「Employees.EmployeeID」に設定した場合のチャートの例です。

上の図からわかるように、シリーズラベルが変更されています。系列ラベルには、Auto Series Title Data Column プロパティで指定されたデータソースの列から文字列値が取得されますが、この場合は EmployeeID 列です。