基本となるのは「データバンド」です。各データバンドには、データソースが指定されています。データソースはテーブルです。各データソースにはデータフィールドがあります。これらのフィールドへの参照を持つテキストコンポーネントを配置することで、テーブルを出力することができます。1つのデータソースで、これまで不明だったデータの行数を指定できます。データ指定されたデータソース内の行があると、バンドは何回として出力されます。たとえば、データソース内の100行がある場合は、データの不良は、出力100倍になります。1ページに十分なスペースがない場合は、2ページ目が生成され、印刷が続行されます。

バーチャルデータバンド

データソースを指定せずに、データバンドを複数回印刷する必要がある場合があります。このような場合には、CountDataプロパティを使用します。

データ・バンド・エディタでは、要素数を指定することができます。下の図は、データ・エディタを示しています。

 データバンドの要素数を指定するフィールドです。

  データソースが指定されていません。

デフォルトでは、CountDataプロパティは0ですが、これを4に設定すると、Dataバンドが4回印刷されます。これは、空の列を印刷するために使用できます。この場合、データソースが指定されていないことを覚えておくことが重要です。