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テキストコンポーネントの自動サイズ変更

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テキストコンポーネントの自動サイズ変更は、他のコンポーネントとは異なる動作をします。CanGrowCanShrinkプロパティは、テキストコンポーネントの高さのみに影響し、幅には影響しません。以下の例は、テキストの高さを変更するCanGrowプロパティの例を示しています。

CanShrinkプロパティはその逆の働きをします。つまり、CanShrinkプロパティがtrueに設定されていて、テキストに必要以上のスペースがある場合、レポートジェネレーターは自動的にテキストコンポーネントの高さを下げます。

他のコンポーネントと同様に、両方のプロパティをtrueに設定することができます。この場合、テキストのサイズに応じて高さが自動的に増減します。

WordWrapプロパティ

WordWrapプロパティは、コントロール内のテキストが長すぎて一行に収まらなくなったときに、自動的に折り返すかどうかを制御します。  WordWrapプロパティがfalseに設定されている場合、テキストはコンポーネントの境界線で切り取られますが、trueに設定されている場合は、すべてのテキストが複数行に表示されるまで新しい行が作成されます。

WordWrapプロパティがfalseに設定されているテキスト・コンポーネントのサイズを自動的に変更すると、レポート・ジェネレータは1行の高さのみに基づいて新しいサイズを計算します。レポートジェネレータですべてのテキスト行に基づいてコンポーネントの高さを増加させたい場合は、WordWrapプロパティの値をtrueに設定して、テキストが自動的に折り返されるようにし、すべてのテキスト行の合計高さに基づいて計算できるようにします。

AutoWidthプロパティ

CanGrowプロパティとCanShrinkプロパティに加えて、AutoWidthプロパティもテキストコンポーネントのサイズ変更方法に影響を与えます。AutoWidthプロパティがtrueに設定されている場合、テキストコンポーネントはテキストの幅に合わせて自動的にその幅を変更します。CanGrowプロパティ、CanShrinkプロパティ、AutoWidthプロパティは、同時に使用することができます。

AutoWidthプロパティがfalseに設定されている場合、テキストの高さはCanGrowプロパティとCanShrinkプロパティの設定に依存します。AutoWidthプロパティがtrueに設定されている場合は、幅が自動的に変更されます。

 注意: AutoWidthプロパティがfalseに設定されている場合、テキストの高さはCanGrowプロパティとCanShrinkプロパティに依存します。AutoWidthプロパティがFalseに設定されている場合、テキストの幅が変更されます。