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インタラクティブ・セレクション

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ドリルダウンの種類の1つにインタラクティブセレクションがある。インタラクティブセレクションは、メインデータが配置されているページと同じページで、データの詳細を表示するために使用することができます。インタラクティブ・セレクションを使ったレポートの作成は、Interaction.Selection Enabledプロパティを使用することで可能です。データバンドのみがこのプロパティを持ちます。インタラクティブ・セレクションを使ったレポートの例で考えてみましょう。カテゴリとそのカテゴリに関連する製品のリストでレポートを開いてください。図は、レポートのテンプレートです。

データバンドを選択して、インタラクティブに選択できるようにします。この場合、カテゴリの名前を含むバンド(Categories.CategoryNameという式を持つテキストコンポーネントを持つバンド)が選択されることになります。この選択されたバンドのInteraction.Selection Enabledプロパティをtrueに設定します。その後、必要に応じて、詳細バンドにフィルターを追加します。この例では、製品に関する情報を含むデータバンドにフィルタを追加します。フィルタリングの式を設定します。この場合、DataCategories.SelectedLine == Products.CategoryIDとします。そして、レポートをレンダリングします。下図は、インタラクティブな選択を含むレンダリングレポートのページです。

上の図からわかるように、「Beverages(飲料)」というカテゴリーが選択されています。このカテゴリは詳細が表示され、このカテゴリに属する製品が表示されています。また、この図では、カーソルを置くと「Dairy Products(乳製品)」カテゴリがハイライト表示されています。さらに、インタラクティブな選択では、複数レベルのネストが存在する可能性があることに注意する必要があります。