式を作成するときは、レポートに含まれる任意のコンポーネントのプロパティを使用できます。
構文
構文は、レポート言語がC#でもVB.NETでも同じです。コンポーネントの名前とプロパティ名を小数点またはピリオド文字で区切り、中括弧で囲んで入力します。
{Component.Property}
重要:レポート言語がC#の場合、名前では大文字と小文字が区別されます。レポート言語がVB.NETの場合、名前では大文字と小文字は区別されません。
たとえば、MyComponentというコンポーネントの名前を表示するには、次の式を入力します。
{MyComponent.Name}
コンポーネント内で計算値にアクセスしたい場合は、必要な結果を含むプロパティを使用する必要があります。例えば、コンポーネントにハイパーリンク値があり、他のコンポーネントのプロパティからハイパーリンクを計算する場合は、式を入力してアクセスします。
{MyComponent.HyperlinkValue}
必要に応じて、コンポーネントのプロパティを計算に使用することができます。例えば、以下のようにすると、コンポーネントが占める面積が表示されます。
{MyComponent.Width * MyComponent.Height}