式を使用すると、レポートにブックマークのかなり複雑な構造を形成することができます。フラットなレポート(従属エントリを含まない)でさえ、ブックマークの階層として表すことができます。ブックマークの階層としてレポートを送信できる式の一般的なビューは次のとおりです。
%\name1\name2…\nameN
ここで、name1は最高レベルのブックマークの名前です。
nameNは、最下位レベルのブックマークの名前です。
次の図は、一般的なタイプの式の階層を示しています
ブックマークの名前には、関数、式、データソース列、システム変数、ランダムな名前、エイリアスなどを指定できます。ブックマークの階層を含むフラットなレポートを作成するには、単一のデータバンドを作成し、会社名のデータソース列を含むテキストコンポーネントにバンドを配置します。次の図は、レポートテンプレートの例を示しています。
レポートをレンダリングすると、会社のリストが作成されますが、ブックマークのツリーは表示されません。ブックマークの階層を表示するには、式を指定する必要があります(以下の例を参照)。
%\ {Customers.Country} \ {Customers.CompanyName} \ {Customers.Phone}
式からわかるように、ブックマークの階層は3つのレベルで表されます。
最高レベルは、国の名前に対応するブックマークとして表されます。
中間レベルは、会社名に対応するブックマークとして表されます。
最下位レベルは、会社の電話番号に対応するブックマークとして表されます。
次の図は、タブの階層の例を示しています。