相対値を使用したレポートの場合、現在のデータをパーセント表示のテキスト形式で出力することができます。相対値を使ったレポートの例を考えてみましょう。製品のリスト(標準フォーマット)、価格(通貨フォーマット)、収益性指数(数値フォーマット)を含むレポートがあるとします。
では、収益性を示す列を追加してみましょう。この場合、収益性とは比率をパーセントで表したものです。そのためには、Product.ProfitabilityIndex列への参照を持つテキストコンポーネントを右に追加し、このテキストコンポーネントのフォーマットをパーセントに設定します。この列のヘッダは「収益性」となります。
以前はフォーマットマスクを決定する方法が2つありました。
Use local settings, the text is fローカル設定を使用すると、オペレーティング・システムの現在の設定に応じてテキストがフォーマットされます。
どちらの場合もデメリットがあります。例えば、ローカル設定でフォーマットのパラメータを変更する場合、OSのフォーマットを編集する必要があります。2つ目のケースでは、1つのパラメータを変更する必要がある場合、他のパラメータも調整する必要があります。これらの方法のデメリットを考慮して、フォーマットを決定するための第3の方法があります。ローカル設定を使用して、任意のパラメータフォーマットを変更することができます。これを行うには、パラメータの横にあるフラグを設定し、その値を設定します。
グループセパレーターを使用すると、通貨の値が数字の位置に分けられます。
ローカル設定を使用する場合、数値は現在インストールされているOSに合わせてフォーマットされます。
小数点以下の桁数で、数値のフォーマットに使用される。
フォーマットの中で数値を区切るための小数点以下の区切り文字として使用されます。
数値フォーマット時のグループセパレータとして使用。
通貨値のフォーマットにおける各グループの桁数
このパターンは、正の値をフォーマットするために使用されます。
このパターンは、負の値をフォーマットするために使用されます。
この記号は、パーセント記号として使用されます。